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12月11日 4時12分

東日本大震災の発生からきょうで6年9か月です。警察がこれまでに確認した死者と行方不明者は1万8440人となっています。また避難生活などで亡くなったいわゆる「震災関連死」は、国のまとめで3500人以上と「関連死」を含めた震災による死者と行方不明者は2万2000人を超えています。

警察庁によりますと、警察によって死亡が確認された人は、宮城県が9540人、岩手県が4673人、福島県が1614人、茨城県が24人、千葉県が21人、東京都が7人、栃木県と神奈川県がそれぞれ4人、青森県が3人、山形県が2人、北海道と群馬県がそれぞれ1人で、合わせて1万5894人となっています。

死亡した人の99%は身元が確認されましたが、岩手県と宮城県では依然として67人の身元が分かっていません。

また警察に届け出が出ている行方不明者は、宮城県が1225人、岩手県が1121人、福島県が196人、千葉県が2人、青森県と茨城県がそれぞれ1人で、合わせて2546人となっています。

一方、復興庁によりますと避難生活による体調の悪化などで亡くなったいわゆる「震災関連死」は、ことし3月末の時点で、福島県で2147人、宮城県で926人、岩手県で463人、茨城県で41人、千葉県で4人、神奈川県と長野県でそれぞれ3人、山形県で2人、東京都と埼玉県でそれぞれ1人の少なくとも合わせて3591人となっています。

福島県と茨城県では「震災関連死」で亡くなった人が津波など震災の直接の影響で死亡した人の数を上回っています。

これで東日本大震災による死者と行方不明者は、「震災関連死」を含めて少なくともあわせて2万2031人となっています。