シカゴ時事】米取引所大手CBOEグローバル・マーケッツは10日夕(日本時間11日朝)、仮想通貨ビットコインの先物取引を始めた。投機資金の流入で相場が急上昇し、「バブル」との懸念が強まる中、債券、原油など既存の先物取引と同じような厳しい監視により市場の信頼性を高めたい考え。この日は開始直後に乱高下するなど、不安定な値動きが続いた。
 
1月物の初値は1万5460ドルで、一時1万6660ドルに大きく上昇。10日午後6時45分すぎ(日本時間11日午前9時45分すぎ)時点では、1万5800ドルに急落している。情報サイト、コインデスクでの現物価格は同時刻時点で1ビットコイン=1万5224.20ドル。

配信(2017/12/11-10:21)
時事ドットコム
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