水沢警察署の30代の巡査部長が、自分で起こした交通事故を申告しなかったとして逮捕状が出ている件で、行方が分からなくなっている巡査部長は、福島県をへて、東京に移動した可能性が高いことがわかりました。
警察では、巡査部長は県外に逃走しているものとみて、東京都内に捜査員を派遣するなどして、行方を捜しています。

水沢警察署の刑事課に勤務する30代の巡査部長の男は、先月下旬、奥州市のJR水沢駅近くの路上で事故を起こしたにも関わらず、警察に申告していなかったとして道路交通法違反の疑いで逮捕状が出ています。
事故のあと、巡査部長は連絡が取れず、行方がわからなくなっています。

警察で行方を捜していますが、捜査関係者によりますと、福島県内で巡査部長が運転していたとみられる別の車が乗り捨てられていたことが新たにわかりました。
さらにその後、東京都内で、まとまった現金を引き出していたとみられることもわかったということです。
このため警察では、巡査部長は県外に逃走しているものとみて、東京都内に捜査員を派遣するなどして、行方を捜しています。

配信12月12日 12時42分
岩手 NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043469671.html