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◇ 留守を見抜かれてしまうポイント・4
→昼間なのに雨戸やカーテンが閉まっている
<対策>
昼間から雨戸や厚手のカーテンで閉め切られている家も、空き巣犯は留守ではないかと目をつけるようだ。補助錠や防犯フィルムなど窓の防犯対策をしっかり行なったうえで、留守と思われない状態にしておく。

◇ 留守を見抜かれてしまうポイント・5
→郵便受けに新聞や年賀状が放置されている
<対策>
郵便受けにある配達物が取り込まれていない状態から、家に出入りする人がいないということを知られてしまう。
特に年始は、年賀状を郵便受けに放置しておくことは非常に危険といえるだろう。新聞は販売店に配達を止めるように、年賀状などの郵便物も郵便局に不在届を提出して配達されないようにしておくとよい。

◇ 留守を見抜かれてしまうポイント・6
→夜、室内に明かりがついていない
<対策>
タイマーでON/OFF設定ができる照明器具などがあれば、夜間に電源が入るように設定しておくと安心。
タイマー機能がついてない場合は、ホームセンターで1000円程度で販売されているコンセント設置型の電源タイマーを使ってスタンド灯などを点灯させる方法もある。

◇ 留守を見抜かれてしまうポイント・7
→数日間、洗濯物が取り込まれていない
<対策>
同じ洗濯物が干しっぱなしで取り込まれていない家は、留守にしていると言っているようなもの。何日間か家を留守にする際は、洗濯物は部屋干しするようにしよう。

◇ 留守を見抜かれてしまうポイント・8
→自宅に不在だということがわかるSNS投稿がある
<対策>
イギリスで行なわれた元・空き巣犯へのアンケート調査では、約8割が「ターゲットを特定する際にSNSを使う」と回答した。
例えば、「○日まで家族旅行中」と投稿すると、過去の投稿など様々な手がかりの中から投稿者の住所を特定した空き巣の標的にされるおそれがある。
外出時は、不在にしていることが分かる投稿は避け、旅行など仲間に知らせたい報告は帰宅後に投稿することをおすすめする。

スマートフォンなどで撮影した画像には、端末の設定によってはExif情報と呼ばれる撮影場所の位置情報データが記録されるようになっている。
自宅のExif情報が記録された画像を不特定多数の人がアクセスする場所にアップロードすることは避けたほうがよいが、2016年11月時点では、Facebook、Twitter、Instagram、LINEは自動でExif情報が消えるので心配はいらない。
ただし、一部のブログサービスなどではExif情報は消去されなかったり、別途設定が必要だったりするので、注意が必要だ。

◇ 留守を見抜かれてしまうポイント・9
→季節の飾り物が片付けられていない、または早すぎる時期に飾ってある

<対策>
年末年始は、クリスマス飾り、正月飾りなど、家に飾りつけをする機会が多い。
しかし、クリスマス飾りが年の瀬まで飾られていたり、極端に早い時期に正月飾りを出しているような家は、長期不在中と思われてしまう可能性がある。
クリスマスや正月飾りの飾りつけや片付けは適切な時期に行なうのがよいだろう。

文/編集部