東京都は13日、北区の特別養護老人ホームで出された給食を食べた60〜105歳の入所者の男女78人と女性職員(21)の計79人が下痢などの症状を訴え、患者の便から食中毒の病因物質ウエルシュ菌が検出されたと発表した。いずれも軽症ですでに回復している。

 都によると、いずれの患者も6日夕に老人ホームで出された給食を食べた。施設に併設する業者が前日の5日に調理したという。北区保健所は給食のうちウエルシュ菌が検出されたカボチャの煮物を食中毒の原因と特定し、業者を13日から3日間の営業停止処分とした。

http://www.sankei.com/life/news/171213/lif1712130047-n1.html