0001みつを ★
2017/12/14(木) 01:33:38.31ID:CAP_USER912月13日 20時43分
アメリカのトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めたことに対し、反発を強めるイスラム教の国と地域でつくるイスラム協力機構の緊急会合がトルコで始まり、どのような対応策を打ち出すか注目されます。
イスラエルの占領下にあるパレスチナ暫定自治区では、各地でトランプ大統領に抗議するデモ隊とイスラエル軍との衝突が続いています。
さらに、13日未明にかけてはガザ地区の武装勢力がイスラエル領内に向けてロケット弾を発射し、イスラエル軍も報復として武装勢力の施設を空爆して、子ども2人と女性1人が巻き込まれ、けがをしました。
また、トランプ大統領の決定については、エルサレムがイスラム教の第3の聖地ともなっているため、イスラム教徒による抗議デモが世界各地に広がっています。
対応について話し合うため、世界の57のイスラム教の国と地域でつくるイスラム協力機構の緊急会合が日本時間13日午後からトルコ最大の都市イスタンブールで始まりました。
会議の冒頭で演説した議長国トルコのエルドアン大統領が「アメリカが決定を見直すことを呼びかける」と強調したのに続き、パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長も「国連の安全保障理事会がアメリカに対し、決定の撤回を要求する決議をするよう働きかけてほしい。アメリカは当事国なので拒否権を行使できないはずだ」と訴えました。
ただ、イスラム諸国にはサウジアラビアのような親米路線の国がある一方で、イランのような反米国家もあることから、どのような対応策を打ち出すか注目されます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171213/K10011257621_1712131833_1712131929_01_02.jpg