読売新聞 2017年12月17日 19時15分

千葉県木更津市と神奈川県川崎市を結ぶ東京湾アクアライン(全長15・1キロ)が18日で開通から20周年を迎える。

海底トンネルの出入り口にある海ほたるパーキングエリアでは17日、記念セレモニーが開かれた。

セレモニーでは参加者が巨大なクラッカーを鳴らして祝福。千葉県の森田健作知事は「木更津市を中心に大きな経済効果があった。先人たちが残してくれたレガシー(遺産)に磨きをかけ、利便性の向上を目指したい」と話した。

アクアラインの1日当たりの平均交通量は、普通車の通行料が4000円だった1998年度の開通当初、1万台だったが、2009年度に800円(ETC搭載普通車)に値下げされると急増。16年度は4万5600台にまで増えた。
木更津市の人口もこの20年で1万2000人近く増え、14年度には市内で33年ぶりに公立小学校が新設された。

記念セレモニーで巨大クラッカーを鳴らし、アクアラインの開通20周年を祝う森田知事(左から2人目)ら(海ほたるパーキングエリアで)
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