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12月19日 19時14分
この冬、北海道留萌市は、積雪がいつもの年の4倍以上になっていて、交通機関や市民生活に影響が出ています。
北海道の日本海側は、この冬、上空に強い寒気が相次いで入り込んだ影響などで、雪の量が多くなっています。

このうち留萌市では、17日の時点で、積雪が今シーズンで最も多い1メートル10センチに達し、12月としては昭和41年以来51年ぶりに1メートルを超えました。その後、積雪はやや減って、19日午後5時現在で92センチとなっていますが、それでもいつもの年の4倍を超えています。

市の中心部では、除雪をして道路の脇に積み上がった雪が、高いところで2メートルほどになっていて、雪を運ぶ大型トラックが盛んに走り回っていました。

理容店の店主の男性は「12月にしたら雪が多いです。ずっと雪かきをしているのでかなり疲れました」と話していました。

留萌市内では交通機関にも影響が出ていて、路線バスは、市内を走る11のうち7つの路線で、18日から運休が続いているほか、JR留萌線も、留萌駅と深川駅の間の全線で、19日は始発からすべての列車が運休しました。

市内に住む75歳の女性は「留萌市内でバスが止まっていることを知らずに出て来てしまったので困りました」と話していました。

JRは、20日は始発から平常どおり運行することにしていて、路線バスを運行する「沿岸バス」も「安全が確認されしだい運行を再開する」としています。

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