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12月20日 4時55分
全日空と日本航空は、原油価格の上昇で航空機の燃料が値上がりしているとして、国際線の運賃に上乗せする特別運賃の燃油サーチャージを、来年2月と3月に発券する分について引き上げることになりました。

燃油サーチャージは、航空会社が航空機の燃料価格に応じて国際線の運賃に上乗せする特別運賃で、2か月ごとに見直しています。

これについて、全日空と日本航空は、原油価格の上昇で航空機の燃料が値上がりしているとして、来年2月と3月に発券する分について引き上げると発表しました。具体的には、いずれも片道分の燃油サーチャージで、北米やヨーロッパなどとの路線は今より3500円高い1万500円、ハワイやインドネシアなどとの路線は2000円高い6000円。タイやシンガポールなどとの路線は1500円高い4500円、グアムやフィリピンなどとの路線は1000円高い3000円、中国や台湾などとの路線も1000円高い2500円となります。

両社は今月と来月に発券する分について、すでに燃油サーチャージを引き上げていて、原油価格の上昇を受けた値上げが続くことになります。