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未成年者と知りながら14歳の少女を連れ回し、約2週間、一緒に生活していたとして、愛知県岡崎市の無職、鳥居優一容疑者(27)が16日、未成年者誘拐の疑いで福井県警に逮捕された。

 鳥居容疑者は11月30日、SNSで知り合った福井県の女子中学生を自宅から連れ出した。その日、少女が学校を休み、帰宅しなかったため、心配した母親が少女の携帯電話を鳴らしたが、連絡は取れず。夜になって母親が「娘がいなくなった」と警察に届け出たという。

「行方を捜索したところ、福井県内の商業施設の防犯カメラに2人が一緒にいる姿が映っていたことが分かった。鳥居容疑者が福井まで少女を迎えに行き、愛知の自宅に連れ去ったということになる。驚くのが、鳥居容疑者の両親が自宅で少女と一緒に生活していたということです。見ず知らずの女子中学生が突然家にやって来て、何も思わなかったのでしょうか。両親にも事情を聴く予定で、2人の間に肉体関係があったかどうかについても現在捜査中といいます」(捜査事情通)

鳥居容疑者の自宅は1棟180戸ある大規模マンションで、16日深夜1時ごろ、自宅から出掛けようとしていた2人を捜査員が見つけ、現行犯逮捕した。

 日刊ゲンダイは両親に話を聞こうと自宅に電話したが、「お掛けになった電話番号は現在使われていない……」というメッセージが流れるだけ。少女がなぜ鳥居容疑者に付いて行ったのかも、依然不明だ。