0001アイスのふたの裏 ★
2017/12/20(水) 21:03:46.39ID:CAP_USER9https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171220/K10011265481_1712201648_1712201649_01_02.jpg
NHK 12月20日 19時07分日馬富士 暴行
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大相撲の元横綱・日馬富士の傷害事件をめぐる問題で、日本相撲協会は20日、東京・両国の国技館で臨時の理事会を開き、危機管理委員会から調査の報告を受けました。
相撲協会は午後4時すぎから八角理事長や危機管理委員会の高野利雄委員長などが記者会見を行っています。
●貴ノ岩「傷害を負わされるような理由は全くない」
この中で、高野委員長が、暴行の被害を受けた貴ノ岩からも聞き取りを行ったことを明らかにし、暴行に至った経緯から改めて説明しています。
それによりますと、貴ノ岩が携帯を操作したのは日馬富士や白鵬が別の話をしていたときにメッセージの返信をしたにすぎず、特に礼を失する行為をしたわけではなく傷害を負わされるような理由は全くないと考えている、納得がいかないと話していることを明らかにしました。
また、貴ノ岩が師匠の貴乃花親方に「転んだ」と話し事実に反する説明をしたことについて、貴ノ岩が騒ぎを大きくしたくなかったし告げ口をするのが男らしくないと考えたと話しているということです。
●元横綱・日馬富士と横綱・白鵬の責任は
高野委員長は、今回の問題の関係者の責任について説明しました。
まず、元横綱・日馬富士については、いかなる理由があっても暴力を行使することは許されず重大な非難に値する、相撲界の頂点にある横綱のこのような行為は貴ノ岩に与えた傷にとどまらず大相撲全体に対する社会の信頼を著しく失墜させたなどとして、その責任は極めて重いとしました。
現場にいた横綱・白鵬については、すぐに止めに入ったというものの日馬富士は最終的に貴ノ岩をリモコンなどで殴りけがをさせていて、このような結果を防ぐことができず、大相撲の信用の失墜につながったことを考えると、白鵬の責任は軽くないと指摘しました。
●横綱・鶴竜 伊勢ヶ濱親方は
鶴竜についても、横綱として事件を防ぐことをできなかったことに相応の責任があるとしました。
一方、日馬富士の師匠の伊勢ヶ濱親方については、力士を指導、監督すべき立場にあり、相応の監督責任を免れないとしました。
●貴乃花親方 聞き取り後に責任や軽重を評価
貴ノ岩の師匠の貴乃花親方については、まず、巡業部長として貴ノ岩のけがを把握した直後か被害届の提出後には速やかに協会に報告すべきだったが一切報告をしなかった。また、19日まで貴ノ岩に対する聞き取りの要請も拒否したと指摘しました。
そのうえで、これらの対応が及ぼした影響は小さくなかったが、貴乃花親方については20日まで聞き取りができていないので、聞き取りのあとにその責任の有無や軽重について評価すべきであるとしました。
●八角理事長にも相応の責任がある
日本相撲協会の八角理事長については、協会員を統率する立場にある以上、相応の責任があると考えられるとしました。
警察からの連絡により事件を把握してから危機管理委員会による調査実施を決めるまで2週間を要していることや、本件事案の重大性に照らせば、より早く危機管理委員会の立ち上げを検討する余地があったと思われることなどを挙げ、協会執行部の対応に問題がなかったとはいえないとして、この点についても八角理事長には相応の責任があるとしました。
●八角理事長 残りの任期3か月間の報酬を全額返上
日本相撲協会の八角理事長は、臨時理事会のあとの会見で、「今回の暴力問題全体の責任を踏まえ、理事長としての残りの任期3か月間の報酬の全額を返上する」と明らかにしました。
●理事会でも元横綱・日馬富士の「引退勧告に相当」を確認
日本相撲協会の八角理事長は、臨時理事会のあとの会見で、すでに引退した元横綱・日馬富士について、午前中の横綱審議委員会で「引退勧告に相当する」と全会一致で決議されたことを受けて、理事会でも引退勧告相当であることを確認したことを明らかにしました。
つづく >>2-5