大正ロマンを代表する画家、竹久夢二の作品を展示する「夢二郷土美術館」(岡山市)の看板ネコ「黒の助」に執務室が完成し、19日にお披露目された。

黒の助は昨年9月、道で車にひかれそうになっていたところを同館職員に保護された。夢二の絵の黒ネコにそっくりなため、「お庭番」をまかされていた。

同館によると、赤いリボンをつけた姿で週2〜3回のペースで現れ、来館者をもてなす「執務」をこなす予定。ネコらしく「気まぐれ出勤」だという。

夢二郷土美術館に新しくできた執務室でくつろぐネコの「黒の助」=19日
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執務室のある第5展示室にかけられたボード。黒の助(右)の写真の横に、夢二の描いた猫が並んでいる
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夢二郷土美術館に新しくできた執務室に入るネコの「黒の助」
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夢二郷土美術館に新設された「黒の助」の執務室
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配信2017年12月20日10時52分
朝日新聞デジタル
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