駅のホームで女性の体を触ったとして東京都迷惑防止条例違反罪に問われた都内の男性(47)に、東京地裁が無罪(求刑罰金30万円)の判決を言い渡していたことが21日、分かった。判決は19日。

 吉戒純一裁判官は「目撃者が犯人の行為を正確に記憶していないのに、思い込みに基づいて証言した可能性がある」と信用性を否定。客観的な証拠もなく、体を触ったのがこの男性であるとは認められないとした。

 男性は東京都豊島区のJR池袋駅のホームで、昨年11月に女性の尻を服の上から触った罪に問われていた。

配信2017.12.21 13:07更新
産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/171221/afr1712210036-n1.html