中国四国厚生局麻薬取締部は18日までに、自宅やマンションの一室で大麻を栽培、所持したとして、大麻取締法違反(栽培、所持)の疑いで、広島市南区の自称青果小売業、新宅宏樹容疑者(33)を逮捕し、乾燥大麻など約3・3キロ(末端価格約1700万円相当)を押収した。広島地検は15日に同罪で起訴済み。

 取締部によると、逮捕容疑は10月、市内の一戸建ての自宅と、所有する分譲マンションで大麻草47本を栽培したほか、乾燥大麻や大麻樹脂を所持したとしている。

 当初は「自ら使用し、知人にも譲り渡していた」と容疑を認めていたが、起訴段階では黙秘している。

 取締部は情報提供を受けて10月、自宅とマンションを捜索。室内には、幕で覆われた植物栽培用の箱形のスペースが計4カ所設けられており、ライトの下で大麻草が育てられていたという。

配信2017.12.18 20:24
産経WEST
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