【台北・福岡静哉】国語辞典「広辞苑」の中国に関する項目で台湾が中国の一部と紹介され、
台湾が修正を要求している問題で、発行元の岩波書店は22日、「誤りであるとは考えていない」との見解を発表した。
「『中華人民共和国』の項目に付した地図であり、同国が示している行政区分を記載した」ことを理由としている。

 広辞苑第6版は「中華人民共和国」の項目で、中国の各省と並べて「台湾省」と表記。
中国地図でも台湾を他の省と同じ色に塗っている。来年1月に刊行される最新版「第7版」もこのままの表記で刊行される見通し。

 台北駐日経済文化代表処は22日、毎日新聞の取材に「断じて中華人民共和国の一部ではない」と改めて強調した。


12/22(金) 21:10配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171222-00000111-mai-soci
画像 広辞苑第7版=岩波書店提供
https://amd.c.yimg.jp/amd/20171222-00000111-mai-000-2-view.jpg