東名事故うそ書き込みで捜索

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5023845231.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

東名高速道路でワゴン車がトラックに追突され夫婦が死亡した事故をめぐり、
起訴された男とは無関係の北九州市の会社経営者が男の父親だなどといううその情報が
インターネット上に書き込まれて拡散したことについて、警察は22日、
書き込みに関わった可能性がある関係先を名誉毀損の疑いで一斉に捜索しました。

ことし6月、神奈川県大井町の東名高速道路でワゴン車がトラックに追突され夫婦が死亡した事故では、
福岡県中間市の建設作業員、石橋和歩被告(26)が加速や減速を繰り返す危険な運転で
ワゴン車の走行を妨害したとして危険運転致死傷などの罪で起訴されました。

この事故をめぐってはことし10月、被告とは無関係の北九州市の建設会社、
「石橋建設工業」について被告の父親が経営者だとか、被告も勤務しているなどといった
うその情報がインターネットサイトに書き込まれて拡散し、会社にいやがらせの電話や
メールなどが相次いで、会社側が警察に被害届けを出していました。

警察は22日、書き込みに関わった可能性がある福岡県や大分県などの関係先、数か所を、
名誉毀損の疑いで一斉に捜索し、パソコンなどを押収しました。
今後、書き込みをした人物を特定し情報が拡散するまでの状況などを詳しく調べることにしています。

警察に被害届けを出していた北九州市八幡西区にある「石橋建設工業」の社長の石橋秀文さん(47)は、
NHKの取材に対し「個人情報を書き込んだり、安易に拡散した人に対しては許せないという気持ちで、
捜査が一歩進んだことは非常にありがたいことです。今後も警察に協力していきたいです」
と話していました。
そのうえで
「現在は、警察の捜査や報道のおかげでひぼう中傷の電話はなくなりましたが、
インターネット上には以前書き込まれた個人情報がそのまま残されているサイトもあるので、
削除されることを強く望みます」
と話していました。

12/22 16:23