https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171223-00000008-kobenext-soci
 昨年9月、兵庫県加古川市立中学2年の女子生徒=当時(14)=が自殺した問題で、加古川市教育委員会が設置した第三者委員会は23日、「いじめにより自殺した」と認定する調査結果を発表した。

 調査によると、女子生徒は中学1年から、クラスや部活動で、無視や仲間はずれ、からかいといったいじめを受けていた。第三者委は、女子生徒が自殺の3カ月前、学校生活アンケートでいじめられているという趣旨の回答をしたにもかかわらず、学校の対応は不十分だったとし、「きちんと対応していれば、自死行為をせずにすんだ」と批判した。

 また、第三者委は、教職員間でいじめの認識と情報が共有されず、組織的対応もできていなかったとし、市教委に対し、いじめ防止や早期発見・対応のための5カ年計画策定を求めた。

 第三者委は、市教委が昨年11月、いじめ防止対策推進法に基づき設置し、臨床心理士や弁護士ら5人で構成する。

追加ソース
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201712/sp/0010842315.shtml
加古川中2自殺 亡くなるまでの経過
クラス、部活動で女子生徒へのいじめが始まる

2学期…別の生徒の保護者がいじめを指摘して一時収まるが、ほどなく復活

3学期…クラス内でからかいの標的に。クラスメートから孤立し、強い無力感を感じる

【2016年度(中2)】

1学期…クラス、部活動での無視やからかいが継続し、心身の苦痛を感じる

6月…学校のアンケートでいじめられているという趣旨の回答をするが、学校は対応せず

9月12日…通学途中に自宅近くで自殺を図る

     …自宅でいじめをほのめかすメモが見つかる

9月20日…女子生徒が亡くなる