事故を起こした車両
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 益田警察署の23歳の警察官が酒を飲んで乗用車を運転し、車両が炎上する単独事故を起こしたとして酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、益田警察署の駅前交番に勤務する巡査、宇津宮卓也容疑者(23)です。

 警察によりますと、宇津宮巡査は22日午前0時すぎ、益田市下本郷町の国道9号線で運転していた普通乗用車が横転して炎上する事故を起こしました。
22日朝、事故の報告のため警察署に行った際、宇津宮巡査は前日に飲酒していたことを知っていた上司に問い詰められて飲酒運転していたことを認め、その後の検査で呼気からアルコールが検出されたことから酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。
事故の際、現場付近にはガソリンの臭いが漂っており、事故の検分をした警察官はアルコールの臭いに気づかず、飲酒検査は行わなかったということです。

調べに対し宇津宮巡査は「警察官数人と飲食店3軒でビールや焼酎などを飲んだ」などと話しているということです。
島根県警察本部の齋藤正憲警務部長は「県民の安全・安心を守るべき立場の警察官がこのような犯罪を起こし弁解の余地がない。今後は法令遵守の指導を徹底し信頼回復に務めます」というコメントを発表しました。

配信12月23日 11時45分
島根 NEWS WEB
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