北海道「見通し全くきかない猛吹雪も」警戒呼び掛け
毎日新聞:2017年12月24日 20時18分
http://mainichi.jp/articles/20171225/k00/00m/040/050000c

25〜27日に大荒れの天気に
 急速に発達する低気圧の通過と強い寒気の流れ込みで、北海道は25〜27日に大荒れの天気になるとみられ、
日本気象協会北海道支社は「見通しの全くきかない猛吹雪になるところもある」などと警戒を呼び掛けている。


 札幌管区気象台によると、25日に二つの低気圧が日本海と本州の南側から三陸沖をそれぞれ急速に発達しながら北東へ進み、夜にはオホーツク海で一つにまとまる見込み。
26日にはオホーツク海でさらに発達する。

 25日昼ごろまでは気温が高く、雨で雪解けが進んで土砂災害や河川の増水の恐れがある。
その後は北西から非常に強い風が吹き、上空に強い寒気も入ってきて暴風雪となる恐れがある。
さらに27日にかけて日本海側を中心に大雪となる可能性があり、猛吹雪や吹きだまりによる交通障害にも警戒が必要という。

 道内で予想される最大瞬間風速は海上で45メートル、陸上で35メートル。
波の高さも日本海側と太平洋側西部で7メートルに達するとみられる。