http://www.sankei.com/smp/west/news/171225/wst1712250014-s1.html

 和歌山県警有田署は24日、父親(59)を包丁で刺して殺害しようとしたとして殺人未遂の疑いで、同県有田市、職業不詳、若松広規容疑者(30)を現行犯逮捕した。同署によると、父親は25日未明、搬送先の病院で死亡が確認された。

 逮捕容疑は24日午後10時25分ごろ、自宅で同居する父、郁夫さんの背中を包丁で刺し、殺害しようとした疑い。「おれがおやじを刺すわけがない」と容疑を否認している。

 有田署によると、郁夫さんは自宅2階にある広規容疑者の部屋で倒れていた。2人は有田市内の飲食店で食事をして帰宅した後で、広規容疑者は逮捕時、酒に酔っていた。広規容疑者は郁夫さんと母親(55)との3人暮らしで、母親が「息子が夫を刺した」と110番し、駆け付けた署員が取り押さえた。県警は現場で血の付いた、刃渡り約27センチの包丁を押収した。