時事通信 2017/12/25-16:40

消費者庁は25日、コインパーキングの料金表示について相談が相次いでいるとして、注意喚起した。
「想定金額の10倍を請求された」という苦情もあり、同庁は「分かりにくい場合は業者に確認してほしい」と呼び掛けている。

同庁によると、景品表示法上の問題になり得るのは「最大料金」の表示。
「24時間最大○○円」とだけ書かれている場合、適用が1度なのか、24時間以降も繰り返されるのか、利用者が判断できずトラブルになるという。

適用除外となる曜日や期間などがあるのに、料金表示から離れた場所に小さく書かれていることもあり、注意が必要とした。

国民生活センターに寄せられた「最大料金」に関する相談は毎年100件を超える。
ある利用者は、正月期間は1日最大料金の適用除外となる注意書きを見落とし、2日間で5000円程度と想定した料金が5万円にもなったという。

駐車料金表示の不適切例を示し、注意喚起する消費者庁の大元慎二表示対策課長=25日午後、同庁
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