3年余 無免許で消防車両運転
12月26日 21時05分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013956751.html

秋田市の消防団に所属する40代の消防団員が、3年余りにわたって無免許で消防車両を運転していたことがわかり、警察が詳しく調べています。
秋田市消防本部によりますと、ことし7月、秋田市内の県道で、40代の男性の消防団員が運転する消防車両が軽乗用車と接触しました。
双方にけがはありませんでした。
この消防団員が所属する秋田市雄和地区の分団では、軽微な事故だったため秋田市消防本部に事故を報告していませんでしたが、ことし11月になって消防車両の修理が必要になって消防本部に報告しました。
これを受けて消防本部が詳しく調べたところ、事故を起こした消防団員は、およそ25年前から無免許で、平成26年4月からあわせて29回、消防車両を運転していたことがわかりました。
現在、警察が詳しく調べています。
秋田市消防本部は、この消防団員を26日付けで懲戒免職の処分にしました。
秋田市消防団の団長は、「市民を守る消防団員が無免許運転で事故を起こしたことは、災害に対応する者として資質を欠いていた。再発防止に努めます」とコメントしています。