「あおり運転」でひき逃げ 被告に猶予付き有罪判決
12/27(水) 12:36配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171227-00000003-kantelev-l26

ことし8月、京都市でバイクに乗った大学生の男女を車であおり、けがをさせたなどとして危険運転致傷などの罪に問われた男に対し、京都地方裁判所は有罪判決を言い渡しました。

橋本雅治被告(57)はことし8月、京都市中京区の市道で大学生の男女が乗るバイクに車をぶつけて転倒させ、けがをさせてひき逃げしたとされます。

また橋本被告はバイクの後方からおよそ120メートルにわたってクラクションを鳴らすなど「あおり運転」をしていて、検察はより罰則の重い危険運転致傷の罪でも起訴していました。

判決で京都地裁の片多康裁判官は「事件前に被告は酒を飲み、バイクの速度が遅いことに腹を立てたことによる、あまりに短絡的な行為」と指摘。

そのうえで「独善的で危険な運転態度である」として、橋本被告に懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。

判決を受け男子大学生は次のように語りました。

【男子大学生】
「執行猶予ではなく実刑にしてほしかったというのは正直あります」