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2017/12/27(水) 16:52:00.27ID:CAP_USER9意見交換会は県が主催し、3回目。飯田下伊那の各自治体に中川村と木曽郡南木曽町を加えた16市町村の首長が顔をそろえた。JR側は宇野護中央新幹線推進本部長(同社専務)らが出席。会議は冒頭以外非公開で行った。
意見交換では、県建設部の水間武樹リニア整備推進局長が、今月15日にJRが施工する中川村の県道松川インター大鹿線「仮称・四徳渡トンネル」の掘削ルート上で起きた県道への土砂流入に触れ、「重大な問題。県道は地域にとって生命線であり、早期供用、通行者の安全確保、崩落現場の早期復旧を強くお願いする」とJRに要望した。
これに対し、宇野本部長は「大変ご迷惑をお掛けしている」と謝罪。「12月29日には片側交互通行で 通っていただける状況にし、(県道も)一刻も早く復旧したい。 関係する皆さんが安心して通行できるよう努める」と述べた。
出席した中川村の宮下健彦村長は「土砂崩落は昼間だったら車や人が巻き込まれかねない状況だった。大鹿―中川間を通勤する住民がいる。トンネル工事を中止して原因解明、県道復旧を望む村民もいる。道路管理者の県はJRに対し、工事中の安全確保について強く指導してほしい」などと主張した。
県道は現在、中川村四徳大橋西側―大鹿村大河原松除橋の約3・4キロ区間を全面通行止めにしている。四徳渡トンネルは土砂崩落後、終点まで残っていた約13メートル間を掘削し24日に貫通した。29日正午からの片側交互通行では、四徳渡トンネル内やトンネル中間に掘った作業通路約200メートル間を利用して県道へ抜けるルートを使う。
配信2017年12月27日 6時00分
Nagano Nippo
http://www.nagano-np.co.jp/articles/26299