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12月28日 6時17分
強い冬型の気圧配置の影響で東北や北陸では強い風が吹き、海は大しけの状態が続いていて高波に警戒が必要です。北日本から関東甲信の山沿いでは夕方にかけて大雪になるところがある見込みで、気象庁は雪による交通影響やなだれに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと強い冬型の気圧配置が続き、上空に強い寒気が流れ込んでいる影響で、東北や北陸では風が強く、海は大しけの状態が続いています。

また、北日本から関東甲信にかけての山沿いを中心に、多いところでこの24時間に70センチ前後の雪が降る大雪となっています。

午前5時の積雪は、福島県檜枝岐村で1メートル45センチ、群馬県みなかみ町藤原で1メートル28センチ、新潟県津南町で1メートル16センチと、各地で平年の1.5倍から2倍前後に達しています。

冬型の気圧配置が続くため28日夕方にかけて大雪になる見込みで、29日朝までに降る雪の量はいずれも山沿いの多いところで、北海道と東北、関東甲信で40センチ、北陸で30センチと予想されています。

また、東北や北陸の海上では、昼前にかけて予想される波の高さが6メートルと大しけが続く見込みです。

気象庁は高波に警戒するとともに、雪による交通影響やなだれ、雪下ろし中の事故に十分注意するよう呼びかけています。