試運転されていた「えびすタワー」=大阪市中央区
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大阪・ミナミの新名所として期待されながら10年近く停止していた道頓堀の観覧車「えびすタワー」の運転を、来年1月19日に再開すると運営元の量販店「ドン・キホーテ」(東京都目黒区)が26日、発表した。

 えびすタワーは、商売繁盛の神様「えべっさん」の巨大模型が設置された観覧車。高さ77・4メートルの縦長の楕(だ)円(えん)形の軌道を、ゴンドラが約15分かけて1周する。

 ドン・キホーテ道頓堀店のシンボルとして平成17年3月に開業したが、20年6月に不備が見つかり運転を中止。その後は、店の“看板”として保存されてきたが、観光客らを中心に「乗ってみたい」との要望が相次ぎ、安全策を講じた上で運転再開が決まった。

 再開に合わせ、ゴンドラの内装を七福神など縁起物を集めた和風の装飾にリニューアル。同社広報は「にぎわいのあふれる道頓堀の魅力の1つとして楽しんでもらいたい」としている。

2017.12.26 22:30更新
産経WEST
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