勤務先の幼稚園に通う男児(2)を暴行しけがをさせたとして、兵庫県警尼崎南署は30日、傷害の疑いで、兵庫県尼崎市の「めぐみ幼稚園」教諭、岡田恵美子容疑者(41)を逮捕した。「けがをさせたことに間違いない。しつけのためだった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は、27日午前9時20分ごろから1時間45分にわたり、園内の教室で男児の体を揺さぶったり両ほほを平手で殴るなどし、内出血による全治約2週間のけがをさせたとしている。

 同署によると、岡田容疑者は男児が在籍する2歳児クラスの担任だった。27日に帰宅した男児の両耳の後ろにあざがあるのを母親が確認し、男児は「先生にたたかれた」と話した。29日に父親が110番し、同署員が教室の防犯カメラ映像を確認したところ、暴行の様子が映っていたという。

 映像にはほかの教諭の姿も記録されていたが岡田容疑者を止める様子はなかった。同署はほかの園児に被害がないかどうか慎重に調べている。

配信2017.12.30 09:15更新
産経WEST
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