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(リンク先に動画ニュースあり)


12月30日 11時41分
正月を前に、栃木県高根沢町の神社で、重さがおよそ700キロもある鏡餅の奉納式が行われました。
高根沢町にある安住神社では、五穀豊じょうを願って毎年この時期に大きな鏡餅を奉納しています。鏡餅は3段重ねで、高さが90センチほど、下の段の直径が1メートル余りあり、重さはおよそ700キロです。

30日は、まず神職がフォークリフトを使って鏡餅の下の2段を運び、拝殿の中央に慎重に乗せました。そのあと、12人のみこがいちばん上の段の餅を担いで運び込み、かんきつ類の「ばんぺいゆ」や、しめ縄を飾りつけました。
神社には大勢の人が訪れ、巨大な鏡餅が奉納されるのを写真に収めていました。

水戸市から訪れたという女性は「この神社の鏡餅は何度も見てきましたが奉納は初めて見ました。大きくて驚きましたし、すばらしかったです」と話していました。
安住神社の荒井清勝宮司は「来年は自然災害のない安全でいい年になることを願っています」と話していました。

奉納された鏡餅は、来月20日まで飾られ、2月の節分の日に福餅として参拝者に配られるということです。