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12月30日 16時53分
31日の大みそかを前に、沖縄では「太く、長く」生きてほしいという願いを込めた年越し用の「沖縄そば」の生産がピークを迎えています。

沖縄では、小麦粉を原料にした太くて長い麺が特徴の「沖縄そば」を食べて年を越す人が多く、県内の多くの製麺所ではこの時期、最も忙しいシーズンを迎えます。

このうち、糸満市西崎町の製麺所では、5日前から臨時のアルバイトを加えたおよそ170人が24時間態勢で生産にあたっています。従業員たちは、次々とゆで上がる麺を、コシを出すために扇風機で冷ましたあと、手作業で重さを量って機械で袋詰めしていきました。

製麺所によりますと、最近は県外に発送するギフト用の商品の注文も増えていて、ことしはこの時期、去年より2万食多いおよそ75万食の「沖縄そば」を出荷する予定だということです。

従業員の玉城せりかさんは「皆様に新年を健康に過ごしてほしいという思いを込めて作っています。沖縄そばを食べていい年を迎えてほしい」と話していました。

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