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12月30日 13時28分
商売繁盛の縁起物としてデパートなどに飾られる「野菜の宝船」作りが、横浜市の農家で最盛期を迎えています。

宝船作りは、横浜市港北区の農家、松本勝彦さんの農業用ハウスで毎年行われていて、年末のこの時期に最盛期を迎えます。
30日は、横浜市内のデパートから注文を受けた長さが3メートルほどある大きな宝船が作られていました。

手作りの黒い木製の船に、主に横浜市で収穫された大根やにんじんなど、およそ20種類の野菜を帆の形をイメージして盛りつけ、来年のえとのいぬの置物を置いたり「商売繁盛」と書かれた飾りをつけたりしていました。

宝船は、年明けの来月4日まで作られ、商売繁盛の縁起物として、首都圏のデパートやショッピングセンターなどに飾られます。
県内では「野菜の宝船」を作る農家は減ってきているということで、松本さんは「たくさんの種類の野菜を一生懸命つくっているので、多くの人が喜んでくれたらうれしいです」と話していました。

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