額賀派、石破氏と連携論…「安倍1強」に反発も
讀賣新聞:2017年12月30日 17時41分
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 来年9月の自民党総裁選に向け、党内第3派閥の額賀派(55人)の動向に注目が集まっている。

 安倍首相(総裁)の3選支持が既定路線とみられていたが、首相と対決姿勢を強める石破茂・元幹事長と協調する動きも出ているためだ。

 「政治の流れを見極め、間違えることがないよう方向を定めていく」

 額賀派会長の額賀福志郎元財務相は今月21日の派閥会合で、次期総裁選についてこう述べた。派として結束して臨む姿勢を示したものだが、具体的な対応には言及しなかった。

 党内第2派閥の麻生派(59人)と第5派閥の二階派(44人)は首相を支持する方針で、首相の出身派閥で党内最大の細田派(94人)を足せば、「安倍3選」は今のところ揺るぎないとみられている。
額賀派にも、茂木経済再生相や加藤厚生労働相ら首相に近い議員が少なくない。

 一方で、額賀派には「安倍1強」に反発し、かつて額賀派に所属していた石破氏との連携を模索する動きもある。

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