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新年を前に、青森市の神社で臨時の「みこ」として初詣客を迎える地元の学生などが礼儀作法を学ぶ講習会が開かれました。

毎年、正月三が日におよそ16万人が初詣に訪れる青森市の善知鳥神社では、大みそかの夜から、本職のみこに加えて、地元の大学生や高校生などが臨時のみこを務めます。

29日は、新年を前に、みことしての作法などを学ぶ講習会が開かれ、10人が参加しました。

白い着物と朱色のはかまに着替えた学生たちは、はじめに神職から、立ったり座ったりする際も常に正しい姿勢を保つよう教わり、時折ぐらつきながらも繰り返し、練習していました。

また、初詣に訪れた客には「ご苦労さまです」などと声をかけてから、おじぎをすることも教わっていました。

今回で2回目の参加となる青森市の女子高校生は、「みこの美しい姿に憧れて、今回も挑戦しました。初詣に来る方にとって、よい一年となるよう思いを込めて頑張りたいです」と話していました。

臨時のみこたちは、来年1月7日まで初詣客の対応などにあたるということです。

12月29日 16時17分
NHK NEWS WEB
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