平安時代から続く伝統的な神事「鰤分け神事」
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家内安全や無病息災を祈って出世魚のブリを奉納して切り分ける正月恒例の神事が、1日射水市の神社で行われました。

射水市旧下村の加茂神社で行われた「鰤分け神事」は平安時代からおよそ950年続く伝統的な神事です。神前に近所の3つの地区から6本の塩鰤が奉納され、神職が祝詞を奏上すると氏子の代表がブリのひれをたてて新鮮さを神様に示す「鰭立ての儀」を行い、 その後、ブリを高々と掲げて奉納した地区名を神前に伝える「読み上げ神事」を行いました。

神事のあと、奉納されたブリは手際よく切り分けられ氏子およそ300世帯に配られました。各家庭で、家内安全と無病息災を祈って食べるということです。

配信2018/01/01 15:47
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