大津市葛川木戸口町にオープンした日本犬専用のドッグランが人気を集めている。活発な日本犬は、
体格差のある小型犬の飼い主に敬遠されがちといい、オーナーは「犬も飼い主も気兼ねせずに
のびのびと遊べる憩いの場所にしたい」と語る。
 オーナーは1〜4歳のシバイヌ4匹と暮らす京都市南区の木奈津子さん(45)。京滋各地にあるドッグランで遊ばせていたが、
「シバイヌは声を上げ、歯を見せてじゃれ合う習性がある。チワワなどの小型犬と飼い主が怖がってしまう」と常に気が抜けなかったという。
 4匹と自分たちが気兼ねせずに遊べる場所をつくろうと山あいの集落にある喫茶店だった建物と土地を購入しており、
同じ悩みを持つ飼い主も使えるようにと日本犬専用のドッグラン整備を計画。2016年5月からインターネットを通じて資金を募り、
67万5千円を集めた。自己資金と併せて整備し、同年9月にオープンした。
 ドッグランの広さは約300平方メートル。休憩できる建物もある。日曜日と祝日だけの営業だが、SNSや口コミで広まり、
関東や中国地方からやってきた愛犬家もいた。一度にシバイヌ20匹が集合したこともあるという。

 午前10時〜午後4時。冬季は積雪状況に応じて休業する。(イカソースで)

1/3(水) 10:43配信 京都新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180103-00000009-kyt-soci
画像 山あいの集落にオープンし、人気を集める日本犬専用のドッグラン。シバイヌだけ20匹集まったこともあるという(大津市葛川木戸口町)
https://amd.c.yimg.jp/amd/20180103-00000009-kyt-000-2-view.jpg