大阪府寝屋川市の住宅のプレハブで柿元愛里さん(33)が監禁され凍死した事件で、プレハブは元々子ども部屋だった一室に設置されていたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。

 保護責任者遺棄致死と監禁の疑いで再逮捕された父親の泰孝容疑者(55)は、プレハブについて「精神疾患で暴れる娘を入れるため、自分が自宅を改装し作った」と話す一方、「監禁ではなく療養のためだった」と容疑を否認。府警捜査1課は、愛里さんを閉じ込めるようになった詳しい経緯を調べる。

 捜査1課によると、泰孝容疑者らは1995年ごろ、現在の木造平屋建て住宅に転居した。

配信2018/1/4 13:05
共同通信
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