http://yomiuri.co.jp/national/20180103-OYT1T50135.html

 大阪府寝屋川市の自宅で柿元愛里さん(33)が約15年間、監禁されるなどして死亡した事件で、逮捕された両親が「娘には自分たちの食事の残り物を与えていた」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。

 監視カメラを使って監禁の様子を録画し、保管していたことも判明。録画期間は10年に及ぶ可能性もあるという。愛里さんは栄養不足などが原因で死亡しており、府警は映像を確認して監禁の実態を調べる。

 父親の泰孝(55)、母親の由加里(53)の両容疑者は2002年から、精神疾患と診断された長女・愛里さんを小部屋(約2畳)に監禁し、昨年12月に死亡させたとして、今月2日に保護責任者遺棄致死と監禁の両容疑で再逮捕された。

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