安倍首相は5日、自民党の仕事始めであいさつし、憲法改正について、「国の姿・理想の形
を議論していくのは、私たちの歴史的な使命だ」と述べ、実現への決意を強調した。

安倍首相は「(自民党結党から)60余年が経過し、意味合いは変わったが、国の姿・理想の
形をしっかりと考え、議論していくのは、私たちの歴史的な使命ではないかと思う」と述べた。
安倍首相は、自民党の結党以来の使命として、「占領時代に作られた憲法をはじめ、さまざ
まな仕組みを安定した政治基盤の中で変えていくことだ」と指摘し、憲法改正にあらためて
意欲を示した。
自民党の二階幹事長は「みんなで団結して、自民党のためにやろう、安倍総裁のためにや
ろうと、こういう気持ちをみなぎらせていただいていることを、心からうれしく思う」と述べた。
一方、二階幹事長は、「過去の経験では、派閥とかやまっけなことがあった」としたうえで、
党内の現状について、「平和」と評価し、今後も安倍首相を中心に、一致結束していく考えを
示した。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00381062.html