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商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社、西宮神社(兵庫県西宮市)で8日、本マグロが奉納された。「十日えびす」(9〜11日)の期間中、拝殿に飾られ、参拝客が硬貨を貼り付け、金運上昇を祈願する。

神戸市東部水産物卸売協同組合などが商売繁盛と大漁を願って昭和45年から毎年マグロを奉納している。今年のマグロは沖縄県産で体長2・3メートル、重さ230キロ。刺し身にすると約1200人分になるという。

 胴体に賽銭(さいせん)を貼り付けると「お金が身につく」とされ、参拝客はカチカチに凍ったマグロの頭や背に五円や十円硬貨を次々に貼り付けていた。

 家族で毎年参拝に訪れるという静岡県袋井市の会社員、甲賀満さん(59)は「今年こそ景気が回復し、日本全体が笑顔になることを祈り、五円玉を貼り付けました」と笑顔で話していた。

2018.1.8 11:54
産経ニュース
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