【社会】「結婚しても姓を変えたくないという人もいる」 夫婦別姓求め夫が提訴へ IT企業サイボウズ社長「多様な価値認めて」★2
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提訴を前に、夫婦別姓が認められないことの不合理について話す青野慶久さん=東京都中央区で
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201801/images/PK2018010802100053_size0.jpg
結婚して妻の姓に変えたソフトウエア開発会社「サイボウズ」(東京)の社長青野慶久(よしひさ)さん(46)が、夫婦別姓を認めない現行の法制度は違憲だとして、国に損害賠償を求め、東京地裁に九日提訴する。代理人弁護士によると、夫婦別姓を巡って、結婚後に姓を変えた男性側が訴訟を起こすのは珍しい。
青野さんは結婚前に現在の会社を起業。二〇〇一年に結婚した際、妻の希望に応じて自らの姓を「西端」に変更したが、仕事は旧姓の「青野」を通称使用してきた。
「結婚前は妻が姓を合わせてくれるものと思っていた。『姓が二つあるのも面白い』と深くは考えずに変えたものの、実際にやってみると、日々苦労の連続でした」
普段は通称を使用していても仕事の公式書類は「西端」のサインを求められることも多く、毎回ルールを確認しながらの記入が必要に。出張の際のホテルや航空券の名義も、パスポート名と合わせるために「西端」の姓を使わざるを得ないという。
「ビジネスの世界で一分一秒の短縮をしているのに、こういう手間はかなりのストレス」と青野さん。保有する自社株の名義替えにかかった費用は約八十万円。さらに株の名義が「西端」姓で公表されるため、投資家からは社長が自社株を保有していないと誤解されることもあった。
一五年十二月、最高裁は夫婦別姓を認めない民法七五〇条の規定を合憲と判断。判決は「通称使用が広まることで不利益は緩和される」とした。
青野さんは「通称使用でも不利益は十分に大きい。同姓か、別姓か選べるようにすれば誰も困らないはずだ。これは女性だけの問題ではない」と訴える。
訴訟では、日本人夫婦は民法に基づいて同姓が強制されるのに対し、日本人が外国人と結婚した場合には戸籍法の規定により同姓か別姓を選べる点に着目。日本人同士の結婚にだけ夫婦別姓を認めない現在の法制度は、法の下の平等を保障する憲法一四条などに違反すると主張する。
青野さんは「今の日本には生き方、働き方など多様な価値観がある。結婚しても姓を変えたくないという人もいる。そういう多様な個性を尊重できる社会を目指すべきで、今回の訴訟が一つの契機になればいいと思う」と話す。(岡本太)
<民法と戸籍法> 民法七五〇条は「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」と規定し、夫婦同姓の根拠となっている。一方、日本人が外国人と結婚した場合、外国人に戸籍がないため、民法の適用外となり、夫婦別姓となる。ただ、結婚などに伴う手続きを定めた戸籍法の規定により、届け出によって夫婦同姓を選ぶことができ、事実上、同姓か別姓か選択できる仕組みになっている。
東京新聞 2018年1月8日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201801/CK2018010802000113.html
★1が立った時間 2018/01/08(月) 16:46:41.39
前スレ http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1515397601/ 日本人になりすましたい在日は結婚するとき氏を変えるんだぜ。 自社クラウド出ないと動作しないようにし他社から客を取り上げた なんでもかんでもグローバル化したらいいってもんじゃねぇぞ 株の書き換え等の経費が81万掛かったで
文句を垂れて
裁判費用にいくらどぶに捨てるか楽しみじゃw 制度改悪をしようとしてる阿呆
離婚して姓を変えて事実婚でいいやろ?
うっとうしいよ、おとこのくせに! >>8
日本の伝統は夫婦別氏で、夫婦同氏が当時のグローバル化なんだけどな。 だったら結婚しなけりゃいい。事実婚って形態もあるし。 マイナンバーとニックネームでいいんじゃね?って思うわ
糞ネームつけられたお陰で割と損してると思うから 多様性を認める契機になればいいとか
そういう『世の中のため』みたいなことを言うなよ
自分がわがままを通したいだけですって素直に言え 家が気に入らないのか姑が気に入らないのか何が不満なのか知らんが
変えたくなきゃそのままでいいだろ別に
ただ子供はそういうの見て育つからな、必ず最後は自分に返ってくる 結婚しなければ良い
結婚しなくても結婚と同等の事も可能にする事は可能
結婚とはそのような困難を乗り越えて行なうもの
結婚の障害の一つだろう
それに別にどちらの姓にしないと行けないと言う事は無い
どちらでも良い、二人で考え答えを出す 女側が夫の姓名を名乗るのが嫌なら男側が妻の姓名に変えればいいんじゃない
婿入りってやつ
海外だと別姓って結構いるの?
なんで別姓がいいのかサッパリ分からん そのリスクを知らず、理解もせず、負いたくないからと国にかぶせるのはおかしいだろ
社長なのにその程度のオツムなの?
部下におんぶにだっこでここまで成長したんだな >あとは、「青野慶久」という名前は既に世に出ていたので、これとは別の「知られていない本名」が
>あると使い勝手がいいな、というのも思いました。調査のために競合他社のイベントに参加申し込み
>するとき、本名を書いても相手にバレないとか(笑)。
ttps://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m000371.html その多様な価値観館が日本を滅びせつつあるわけだか。 >>24
何という自分勝手な奴なんだ。こんなDQNの身勝手な言い分は却下だな これが通るなら、
NHK受信料も払いたくないで通せそうw >>1
普通は事実婚を用いるが、出来ない
出来ない理由は、起訴内容と異なる
嫁の戸籍に頼らなければ、居座れない 正解書いてやるよ、日本人も通名を使えるようにすればいいんだよ
簡単だろ?外国籍が事あるごとに名前を変えても問題ないし役所は面倒臭がらないんだから特権でないとするなら日本人でも問題はないはず >保有する自社株の名義替えにかかった費用は約八十万円。さらに株の名義が「西端」姓で公表されるため、投資家からは社長が自社株を保有していないと誤解されることもあった。
こんなの一回説明したら終わりだろ。 制度に一定の理由が存在するんだから金持ちが訴えても同じだよ。
社会的にも別姓での活動は認められてる。一部の不都合をもって違法とかならない。
在日の通名でそういうのは証明されてるからさざ波にもならん。
金があるから法律も曲げれるとでも思ってんのかな? 日本人には通称使用が広まってなく
不利益が多いから判決は無効と言いたいんだろ
むしろ通称自体を無効にするか誰でも公的使用を認めるか
どちらも反対なのがZ 別姓を求める理由としては弱いな
この程度で社会制度変えられんよ この件に反対してるのは通称で利益を享受してる日本人風の人だよ 外国人との結婚の場合は同姓か別姓か選べるというけど、
同姓なんて無理だよ
俺の嫁さんの姓はアルファベット表記なのにどう同じにするの? そういう手間にもきちんと対応できるのが大人ってもんじゃない? あのヒラリークリントンですら、夫婦別姓なんて阿呆なことを言わない理由を考えろww
夫婦別姓が根付いている先進国はない、東アジアではチョンだけだ! 今は会社の登記で、役員の旧姓を併記できるようになっているでしょ?
会社役員なのにそんなことも知らないのかな?
あとは会社内部で旧姓使用を認めるかどうかの話、その辺は自分の会社なんだから
適当にすればよいだけのこと。 本音は民間企業を訴えたいんだけど敵をつくりたくないから
国を訴えたんだろうな 婚姻届を提出せずに事実婚、日本以外に移住とか好きにしたら? うーん…ホントにいるのかしら?マイノリティ重視で事を進めて社会を混乱させるのは得策とは言えないってもう分かってるんだから止めれば?と思うし、ハッキリ言うと朝鮮系の政治家の手柄を上げたいだけのヤツでしょこれ 選択制別姓なら構わないだろ
同姓にしたいやつはそのままで他人にまで押し付けるなよ >>45
ヒラリー・クリントンは大統領選に出るときに、クリントンの知名度を利用しただけじゃなかだたっけ?
子供は成人して独立していたから子供のためではなさそうだ。 >>45
チョン国は半数が金さんだから意味無いけど、、、 結婚はビジネスキャリア上のリスクも伴う。結婚にメリットを求めすぎ。 夫婦別姓に別に反対はせん
でも、「散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする♪チョンマゲ頭を叩いてみれば因循姑息の音がする♪」
みたいな夫婦別姓=進歩的、夫婦同姓=旧態依然、というような風潮が広まって夫婦別姓論者の逆襲、みたいなことにならなきゃいいが… そもそも結婚は最初からそういう制度になってて
それが分かってて結婚したんだろ
嫌なら結婚って制度に乗っかるなっていう話でしかねえわ
結局チェリーピッキングしてぇだけだろこいつら 売名行為だけどさ、誰に向けて売名してるんだろうな
日本人向けにアピールしてるんじゃないでしょ 別姓なら別姓で同姓では起きなかった面倒が起きると思われるけどそれでもいいならご自由に >>1
わざわざ一般的ではない嫁側の姓を名乗る
日本名がほしかったとか? だって、この他人日本人じゃなかったから
それがすべて 鄭名を日本の姓に変えるのが大変だから通名使いたいとか
通名はコロコロ変えられるのに婿に入ったら生活しにくいとか? 言いたいことはわかるけど
結局
ご都合主義なんだよな
そもそもじゃあ姓なんかなんでもいいやんに行き着く
そしてなんで姓ができたのか根本に戻る
ご都合主義のバカが思いつきでしょうもない批判するから
また最初からやりなおしになる
多数決が悪い
少数の意見もきけ
原発反対
なんで原発が推進されたのか
すでにこういう無知なバカどもの意見も集約してそれでいまの形に
なっていると言うことがわからない
不満があるならその問題点の対策を言わないから最初の問題のある時点で戻るだけだとわからない 図書館に、夫婦別姓の本があった。
読んでみたら、結局 戸籍が差別につながる。
戸籍をなくそう。
に、つながっていた。 結婚せんとけばええやん?別姓論奴の言い方借りれば、結婚せんでも家族の絆は弱まらないんとちゃうの? >>1
自分がよく考えもせずに名字を変えたからこんなことになっただけなのにな やりたあことがあるなら
それが認められてるところに行けばいいだけなのにな
まして金持ってるんだったらなおのこと。
同姓が絆と考える人もたくさんいるんだから波風立てずに
中国か朝鮮に出ていって帰化して帰ってこなければいいのに ほんとにな
じゃあ
結婚届とか出さんで好きにやったらいい
ご都合主義にこれは従ってこれは気に入らない
ただの
ガキのわがまま サイボウズなら働きたくないけど給料は欲しいって社員の価値観も認めそうだなw >>42
外国人の場合は戸籍には入れないので同じ名字にならない
制度差別というのは外国人が日本の戸籍に登録できない場合を差別というが、こいつは上っ面の事象だけで外国人は別姓だからズルい、差別だと言っている とんだ反日どもだな
そしてそんな反日企業に機密情報預ける桜井一派 結婚の条件を呑めないのなら結婚しなければいいだけのことじゃ?
か、自分の姓にしてくれる相手を結婚すればいい
我儘なんだよ じゃあ結婚するなよ
結婚式だけあげて籍入れなければいいだろ 結婚はしなくていいけど、姓は変えたい
非常に珍しい難読名字だから、同じ苗字の誰かが悪いことをして新聞沙汰になったら
親族関係疑われるんだろうなって思うと怖い .
何より、“夫婦別姓” は “親子別姓” でもあり、児童虐待の激増が雄弁に物語るように、
今でさえ、おかしくなっているわが国の親子関係が、ますます脆弱になるとの懸念は大きい。
また、欧米キリスト教国とは異なり、もともと夫婦の関係性が脆弱な日本では、
「別姓が導入されれば、夫婦の紐帯がますます細くなってしまう」との懸念もある。
さらに危惧されるのは、“夫婦別姓導入”が『戸籍制度解体への一里塚』となる可能性である。
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日本の社会で「家族という共同体」と、その“絆”を縁の下の力持ちの様に支えているのが戸籍である。
国民の出生・結婚・死亡等の身分変動を、「夫婦と未婚の子」を単位として登録するシステムである。
戸籍制度は、結婚や相続など家族生活を営む上で、極めて重要な役割を担うと同時に、
実は、 「家族の一体感」 を “維持” する機能も有している。
ところが、別姓推進派には別姓導入を、「戸籍制度改廃への一里塚」だとする考え方が根強く存在する。
そうした人々は、今の戸籍制度が家族単位である点を、戦前の家制度の残滓と捉え、
戸籍を個人単位の「個籍」や、欧米諸国を模した「個人登録制」に改めることを求めている。
この意味では、別姓導入によって「家族の絆」が弱まる恐れがあるだけではなく、
“夫婦別姓導入”は、初めから『家族制度の解体』を意図した策動とも言えるのだ。
【日本政策研究センター 研究部長 小坂 実】 http://www.sei☆saku-ce☆nter.net/node/263
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別姓推進派の言い分には、「選択的」だから「好きな人」がするだけ、「びっくりするようなことじゃない」、
「原則は今まで通り」という言い方をしているが、これは、きわめて“重大”な「原則の変更」である。
夫婦別姓は『婚姻・家族制度』の重大な“改変”であり、『家族単位から個人単位』への“移行”を意味している。
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現行法のもとでの婚姻は、“結婚する二人”が「同一の戸籍」を“作る”という行為から始まる。
事実上は、「一方の戸籍に他方が入る」という形を取り、戸籍に入る側は姓を変え、二人は“同一姓”となる。
この婚姻制度は「夫婦二人を基本単位」として、それを中心に家族単位を形成するという思想に基づいている。
現行法の思想は、『家族単位思想』である。 この制度のもとでは、新しい単位を作る行為には、
それなりの“覚悟”を必要とし、それを壊せば、それなりの“不利”を被る。
不利とは、たとえば「離婚をすれば姓が変わる」、「結婚しないで子を産めば非嫡出子になる」など。
これらは、「家族単位を守る」ための、いわば「社会としての防衛策」である。
しかし、“別姓法案”は、「姓の決め方」を“個人単位”にすることを意味しており、
したがって、“婚姻制度”のきわめて「重大な原則的変更」を“意図”するものである。
それは事実上、『事実婚』を認めて、それに法律的な保護を与えることを意味する。
そうなれば、結婚も離婚もきわめて安易にできるようになり、離婚率を上昇させるように作用する。
これをもって、「びっくりするような変化ではない」と見せかけるのは、驚くべき“偽り”である。
「家族単位」か「個人単位」かという違いは、国家制度としても、
子供の養育をめぐっても、きわめて「重大な違い」をもたらす“大変化”である。
これらをもって、「原則は同じ」というのは、“大ウソ”と言わざるをえない。
“別姓制度”が、「個人単位思想」を基にした“変革”であるという意味では、
“別姓制度”は、『家族制度』と『婚姻制度』の根本的な“破壊”を意図している。
【元東京女子大学 文理学部 教授 日本ユング研究会 会長 林 道義】 (01456)
http://www007.upp.so-net.ne.jp/☆rindou/kazoku2-1.html
>>1
あのな
多様な価値というのはな
一定の秩序の中で成り立つものでなければ価値は無いのだよ
馬鹿には分からんかな? 自由を求めるなら結婚するな、次は結婚してるけど他の女と付き合いたい、結婚してるけど子供は育てたくない、結婚してるけど生活費は別々にしたいとか、そんな要求してくぐらいなら最初から結婚しない方が良いでしょ
結婚は誓約なんだから縛りそのものだよ >>1
別姓論者たちは、中世の北条政子や日野富子などの例を出して、「昔は別姓だった」、
「同姓制度などはつい最近出てきたこと」で、「日本では本来は別姓だった」と言っている。
中世の武士社会がなぜ別姓で、それが同姓になったことには、どういう意味があるのか考えてもみないで、
ただ、過去にあったということのみを持ち出すのは、歴史の意味を知らない無教養人のすることである。
中世社会では、妻は出身の家族との繋がりが強く、所領を元の家族から貰って、娘に相続させる事もできた。
つまり、出身の家族との「縦のつながり」が“強”く、現在の夫との「横のつながり」は相対的に“弱”かった。
それに対し、現在一緒に住んでいる家族の繋がりの方を重視し、『同姓』にしたのが“近代化”の成果である。
人間は小家族になるにつれて、出自とは関係なく、現在共に住む「家族のつながり」を“重視”するようになり、
『同姓制度』を“採用”したのである。
それが「近代的な精神」に“マッチ”した「自然な変化」だったのだ。
つまり、“同姓制度”は「近代化の所産」、歴史上の“進歩的要素”だと言うことができる。
もちろん進歩と言っても、それが家父長制度と一体になっていることを、指して言っているのではない。
家父長制度についても戦後に廃止され、夫婦は「どちらの姓を名乗ってもいい」という形で“同権”となった。
別姓論者たちが、ウソやゴマカシを使って「圧倒的な少数派」が、日本人多数派のように見せかけ、
クーデターまがいの“法改悪”をたくらむのは、どう見ても健全な民主主義国家の姿ではない。
現行の“同姓制度”の「進歩的な要素」を評価しないで、歴史を逆にまわして、
別姓を復活させれば男女同権が進むと考えるのは、歴史の進歩とは何かを知らない浅はかな考えである。
【元東京女子大学 文理学部 教授 日本ユング研究会 会長 林 道義】
http://www007.upp.so-net.ne.jp/☆rindou/kazoku2-2.html
(01456)
. 友人からメールが来た
「結婚して性が変わりました」 結婚しないのが一番自由で選択肢が豊富なのにわざわざ結婚して自由を主張するという >>95
なるほど、世界的にイカレた国なんだな、日本って。 >>1 >>94
『戸籍制度』と『法律婚主義』がなぜ“必要”かという理由を述べておく。
人類は大きく見ると、特徴は「夫婦がペア」を組んで子育てに携わる点である。
夫婦が「力や特性に応じて分業」し、「協力して子育て」に当たるという前提で、
人類という種が成り立っている。
したがって、“片方が欠ける” と、「子育てに不利」となるという“特徴”を持っている。
そこで、不心得者が“勝手”に、「ペアを解消」して、“子育てを放棄” しないように、
“婚姻関係を固定” させ、「一定の縛り」を与えるために、“制度化” という方法が考え出されたのである。
こうして、“ペアが分裂” して、「子育てに不利」になるような事態を“避ける”ために、
子どもを産んだ(または産むべき)カップルには、一定の「持続性と責任」を課する、
さらに「一定の優遇」を“与える”、という考え方で、人類は古来さまざまな「婚姻制度」を“発達”させてきた。
この考え方に立てば、“婚姻外”の「出産や子育て」に、一定の「不利を科する」のは“当然”の処置である。
その制度には、“個人”の「人権や差別」という問題とは“別”の「人類全体の運命」がかかっているのである。
単に人権や個人の自由という視点からのみ考えていたのでは、不十分であるという事を自覚しなければならない。
『日本の戸籍制度』は、“国家”が「個人を直接管理」するのではなく、
「家族単位で管理」するという原理に立ったものであり、「日本人の家族重視」の観念を前提にしたものである。
したがって、 「戸籍制度を捨てるということは、家族重視の制度を捨てる」 ことを意味している。
つまり、「戸籍制度をなくせ」と言っている人たちの心の中には、
“家族を軽視”する心が隠れているのである。
戸籍制度を批判する人たちは、姓名とは「わたくしごと」であり、「人格の一部」だから、
国家が管理してはならないし、戸籍制度も不合理なものだから廃止せよと主張している。
しかし、“姓名”とは「個体を分類」するシステムであり、
決して「私事ではない」し、個体だけの所有物ではない。
“婚姻制度”や“戸籍制度”を、単なる「個人単位思想の観点」からのみ見て不要と断ずるのは、
「人類が社会的動物」であるという視点を欠いた、“一面的”な見方である。
【元東京女子大学 文理学部 教授 日本ユング研究会 会長 林 道義 『家族の復権』p.126〜128】
(01456)
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