日本食研HDが新工場建設へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/20180111/8000000214.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

今治市に本社がある調味料メーカー大手の、「日本食研ホールディングス」は
需要の拡大に対応するため今治市内に新たな工場を建設することになり、11日、起工式が行われました。

今治市内で行われた起工式には会社の幹部のほか、今治市の菅市長などおよそ50人が出席し、
鍬入れなどの神事を執り行い工事の安全を祈願しました。

日本食研ホールディングスが新たに建設する工場は、国内では6か所目で、
たれやソースなどの調味料やレトルト食品を年間5万トン生産できる能力を持ちます。
また、建物は、オーストリアの「シェーンブルン宮殿」をモチーフにした6階建てで、
一般の人が施設を見学できるコースも整備するということです。

新たな工場は再来年4月に稼働を始める予定で新たな雇用も含め従業員の数は500人規模となり、
会社の国内の生産拠点としては最大になるということです。

日本食研ホールディングスはたれの出荷量では国内首位でグループ全体の年間売り上げが
1000億円あまりにのぼる調味料メーカー大手で、会社では新たな工場の建設で
販売が好調な国内の業務用を中心に今後の需要の拡大に対応したいとしています。

大沢一彦会長は
「私が今治出身ということで地域の発展も考えた。新工場の建設を通じ、
企業として世界に羽ばたけるよう期待している」
と話していました。

01/11 20:37