2018年1月12日 15:30

【ドバイ=岐部秀光】ロイター通信によると、サウジアラビア政府は11日までに、2018年中に予定する国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)の国外市場の候補として、ニューヨーク、ロンドン、香港の3カ所に絞った。IPO誘致に名のりをあげていた東京証券取引所は選からもれた格好だ。

アラムコのIPOはムハンマド皇太子が旗振り役の経済構造改革の目玉と位置づけられる。国内の証券取引所と国外の取引所

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO2559723012012018EAF000
追加ソース
http://diamond.jp/articles/-/155182
2018年、世界の株式市場で最も注目されているイベントは、サウジアラビアの国営石油会社、サウジ・アラムコの新規株式公開(IPO)です。

 このIPOは、調達金額1000億ドルと言われています。今回の売出しは同社の発行済み株式数の5%なので、それから逆算される時価総額は、2兆ドルにもなります。現在、世界で時価総額No.1のアップル(ティッカーシンボル:AAPL、時価総額9000億ドル)の2倍を超える、世界最大の上場企業がいきなり登場するわけです。