1/13(土) 12:18配信
東奥日報

 東北観光推進機構の招きで青森県入りした韓国の旅行会社10社の担当者が12日、青森市のホテル青森で東北の観光事業者や市町村の担当者らと商談した。同機構は1月末までに、台湾やベトナムなどの航空会社、旅行会社の担当者も東北に招き、インバウンド(訪日外国人旅行)の誘客を目指す。

 商談会には、東北各地の14団体の21人が参加。韓国の旅行会社ごとに設けられたテーブルに、東北側の担当者が10分ごとに席を入れ替えて商談を行った。

 青森市の津軽海峡フェリーの西村正堯主任は「青函双方の魅力をつなげる船旅を提案した。費用が安く抑えられることに興味を示す人も多かった」と手応えを語った。八戸市観光課の須藤貴景主査は「新鮮な魚介類や刺し身に関心を持つ人が多かったのは意外だった」と述べた。

 韓国の旅行大手ハナツアーのイ・ソンヨル課長代理は「青森は日本の他の地域と比べて食べ物や祭りなど伝統的な要素が残っているのが良い。商談会ではフェリーなど知らなかった情報が得られて良かった」と語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180113-13121854-webtoo-l02