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米南部ミシシッピ州当局は12日、公民権運動活動家3人が1964年に殺害された事件で有罪となり服役していた白人優越主義者の秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)元幹部エドガー・レイ・キレン受刑者(92)が11日に刑務所内で死亡したと明らかにした。AP通信が報じた。

同事件は、米南部の人種差別の根深さを如実に示した出来事として米社会に衝撃を与え、映画「ミシシッピー・バーニング」(88年)の題材ともなった。受刑者の死因は不明だが、当局は事件性がないとみている。

 受刑者は、3人の人権を侵害した罪で67年に起訴されたが保釈。再捜査の結果、事件から41年後の2005年6月、実刑判決を受けた。(共同)

2018.1.14 06:29
産経ニュース
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