>>710
西日本に多いのは、仏具や武具の作成に使う材料の中に革があり、南都の寺院などがその職人集団を囲っていた
から。
戦国時代まで南都の寺院は各地の大名、武家から武具の発注を受けていたが、大名も被差別部落の職人を独自に
囲うようになった。
革以外の材料の調達も必要だから、被差別部落は革を扱うものだけではなく山林や水利の管理権限を与えられた
ものもあった。
庶民が入れない禁足地の山林に入って木々などを利用する特権を持っていた特権者でもあった。