アルコールがDNAを損傷することが判明したのは近年の分子生物学の研究の成果

適量のお酒は心血管の病気を防ぐといった疫学調査が出るのは、
その層がもっとも社会経済的に恵まれているからという、実に分かりやすい検証も公表されてる(2017年5月)
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 The Myth of Moderate Drinking
 https://medium.com/@gidmk/the-myth-of-moderate-drinking-6c05687179d7

コーヒーが身体に良いとかそうでもないとかいう疫学調査もそうだけど
生活に余裕のある層が健康なだけじゃないかっていう
身も蓋もない擬似相関の可能性を排除できていない
ここが分子生物学などで科学的なエビデンスを出すことができた研究結果との根本的な違い

これを否定するにはアルコールがDNAを損傷することはない、
もしくはがん化には影響しないというエビデンスを示して反証するしかない
かつて発がん性を疑われたサッカリンが
度重なる検証によって発がん性を裏付けるデータが取れないことを明らかにされたように