米国がカナダオオヤマネコを絶滅危惧対象から除外、保護団体は反発
1/15(月) 16:29配信 ロイター
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180115-00000055-reut-n_ame

写真は2010年2月撮影(2018年 ロイター/Leonhard Foeger)
https://lpt.c.yimg.jp/im_siggAqs7m1vRP.rDTUv2kos9lA---x900-y676-q90-exp3h-pril/amd/20180115-00000055-reut-000-view.jpg

[パインデール(米ワイオミング州) 11日 ロイター]

米魚類野生生物局(FWS)は11日、米国西部の一部地域とカナダに生息するカナダオオヤマネコについて、48州における連邦政府の保護対象から除外する方針を明らかにした。

絶滅が危惧される種のリストから正式に削除する手続きの一環で、自然保護団体は保護を中止すれば絶滅につながるとしてが反発している。

保護団体は、FWSがロッキー山脈その他の地域におけるカナダオオヤマネコの生息数を把握していないのに、トランプ政権がどうやってカナダオオヤマネコの生息数が回復していて対象から削除すべきと決定したのか不明だとしている。

カナダオオヤマネコは2000年に48州における保護対象リストに加えられた。