https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180115/k10011289601000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001

1月15日 19時24分
インドネシアの首都ジャカルタにある証券取引所で、建物の一部が突然崩れ、少なくとも77人がけがをしました。警察は事故と見て詳しい原因を調べています。

インドネシアの警察によりますと現地時間の15日正午すぎ(日本時間午後2時すぎ)、ジャカルタの中心部にある証券取引所の中2階の通路の一部が突然、崩れ落ちました。

警察によりますと、1階にいた人など少なくとも77人がけがをして病院で手当てを受けているということです。

地元メディアなどによりますと、当時、証券所は昼休みで、建物の中には従業員がいたほか、多くの大学生が見学に訪れていたということです。
映像では、建物の外に大勢の人が避難し、路上などに倒れ込んでいる人たちの姿も見られ、騒然とした様子がうかがえます。

この証券取引所では18年前、駐車場で爆弾が爆発し、10人が死亡するテロ事件が起きましたが、警察は、今回の崩落は爆弾によるものではなくテロではないとの見方を示し、事故と見て詳しい原因を調べています。

邦人被害なし

ジャカルタにある日本大使館によりますと、日本時間15日午後6時現在で日本人が被害にあったという情報はないということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180115/K10011289601_1801151544_1801151546_01_02.jpg