質店に押し入り、従業員の男性(41)を殴るなどして現金約92万円を奪ったとして、警視庁捜査1課は15日、強盗傷害などの疑いで、東京都中野区本町の無職、近藤晃弘容疑者(33)を逮捕した。「借金があり、家賃が払えなかった」などと話し、容疑を認めている。

 逮捕容疑は昨年12月19日午後6時20分ごろ、新宿区新宿の中古ブランド品販売・買い取り店「大黒屋新宿二番館」に侵入。従業員の男性に刃物を突きつけて「カネを出せ」などと脅し、現金92万3千円を奪ったとしている。男性は鉄パイプで殴られ、顔の打撲などのけがをした。

 周辺の防犯カメラの画像などから近藤容疑者が浮上。近藤容疑者は犯行前に誤って刃物で自分の手を傷つけたとみられ、店内や周辺に血痕が残っていた。

配信2018.1.15 11:58
産経ニュース
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