東京・赤坂の飲食店からみかじめ料として現金を脅し取ったとして、逮捕された住吉会系の暴力団組長らが、別の飲食店からも現金合わせておよそ150万円を脅し取っていたなどとして、恐喝の疑いで警視庁に再逮捕されました。組長は容疑を否認しているということです。

再逮捕されたのは、住吉会系の暴力団組長、松戸泰憲容疑者(54)ら12人です。

警視庁の調べによりますと、松戸容疑者らは東京・赤坂に飲食店をオープンした経営者の男性に対し、去年6月ごろまでの3年9か月にわたって、みかじめ料として現金合わせて147万円を脅し取ったなどとして、恐喝の疑いが持たれています。

これまでの調べによりますと、客引きからの報告で、赤坂で新しくオープンした店の情報を入手し、組員を向かわせるなどの方法でみかじめ料を徴収していたということです。

松戸容疑者らは、ほかにも複数の飲食店からみかじめ料として合わせておよそ350万円を脅し取ったとして、警視庁に逮捕されていました。警視庁によりますと、調べに対し「脅かしてまで取っているとは思いませんでした」などと供述し、容疑を否認しているということです。

1月17日 18時20分
NHK NEWS WEB
http://www.sankei.com/affairs/news/180117/afr1801170023-n1.html