0001みつを ★
2018/01/18(木) 17:05:04.72ID:CAP_USER91月18日 14時11分
大手商社「伊藤忠商事」は、8年間にわたって経営トップを務めている岡藤正広社長が、ことし4月1日付けで代表権のある会長とCEO=最高経営責任者に就任し後任の社長に専務執行役員を務める鈴木善久氏を昇格させる人事を決めました。
発表によりますと、伊藤忠商事は18日の取締役会で、岡藤正広社長がことし4月1日付けで代表権のある会長とCEO=最高経営責任者に就任し、後任の社長に鈴木善久専務執行役員を昇格させる人事を決めました。
新たに社長に就任する鈴木氏は、62歳。昭和54年に伊藤忠商事に入社し航空宇宙部長などを経て、航空機部品製造メーカー「ジャムコ」の社長を務めたほか、これまでは情報・金融部門の責任者を務めていました。
一方、平成22年から8年間社長を務め、就任当初、大手の中で4番手だった伊藤忠商事を、平成27年度に最終利益で業界トップに押し上げた岡藤氏は、引き続きCEOとして、3年前に出資した中国の政府系企業グループ「中信集団=CITIC」との共同事業など、グループ全体の経営のかじ取りをするとしています。
岡藤社長 業界トップの最終利益も
岡藤正広氏は昭和24年生まれの68歳で、平成22年に伊藤忠商事の社長に就任し、8年にわたって経営トップを務めています。
就任当時、伊藤忠商事は大手商社の中で4番手の存在でしたが、岡藤氏は繊維産業や食料品などの分野への投資を強化し、平成27年度には最終的な利益で三菱商事を抜いて業界トップに立ちました。
3年前には中国の政府系企業グループ、中信集団=CITICに6000億円に上る巨額の出資を行って中国事業の強化を進めているほか、伊藤忠商事が筆頭株主のコンビニ大手、ファミリーマートと、流通大手のユニーグループ・ホールディングスの経営統合の実現を側面から支えました。
このほか、夜の残業時間を削減するため、午前5時からの早朝時間に勤務した場合に賃金を割り増して支給するなど、ユニークな制度の導入で働き方改革にも積極的に取り組んでいます。